群体AI2
(参考:http://www.alfasystem.net/ngs/ngs_5.htm)
ゲームの中に単純にゲームシステムをたくさん作っても、
それは「単純蓄積」であり、コストに見合った効果が得られません。
「指数的」にゲームの深みを増やすには、
「共通項」でゲームシステムを連結させることが必要であり、
それが「人間」ということでした。
コンピュータの中に「人間」を存在させる方法、
それをアルファ・システムさんは、
「カレル プロジェクト」と名付け、研究を行ったそうです。
ようは「AI」です。
ただ、AIはまだ研究段階で、それをゲームに適用できるような状況にはなかったそうです。
そこで、今のレベルで実装可能なAIをあれこれ考えた結果、
- AIは1固体からは生成されない
- AIは「2つ以上の固体」により生成される可能性がある
と定義し、
「AI同士で社会を形成するのがAI」
と結論付けました。
つまり、
新しい「小型で高集積」なゲームシステムとは、
すべての登場人物がモデリングされた内部状態を持ち、
自発的に相互に会話をし、自分の状態を変化させる。
といった一連の行動により、
全体の秩序が維持されるようなシステム
ということだったのです。
この仕組みを実現することによりゲーム全体を高度連結することで、
リソースの増加を押さえたのが、
「群体AI」と称される「ガンパレード・マーチ」だったのです!(ど〜ん!!!)
(おわり)
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(、、、ごめんなさい、ガンパレード・マーチをやったことないです…(´Д`;