ヘルプはいらない、、か?

ヘルプとは、ゲームの操作方法を教える画面のことです。
例えば、
「このゲームの目的は〜ですよー。
だから〜してくださいねー。」
とゲームを動かしながら解説する画面です。
この画面があると、説明書をいちいち読む必要がなくなるので、
一般的には、親切なゲームと言えます。
…ですが、、、ヘルプ画面がない方がいいゲームではないか、
ということが最近気になっています。
理由は2つあります。
1つは、作り手側から考えると、ヘルプ画面を作るのはしんどいです。(;´Д`)
ヘルプを組み込む場合には、動かして説明をする必要ため、
通常のゲームループにヘルプフラグを突っ込んで、
中で分岐させなければなりません。
これをやるとソースが大変汚くなってしまいます。
ソースが汚いとメンテナンスが大変です。
「動けばソースなんてどうでもいいのでは?」
と思うかもしれませんが、作り手の負担を減らす、ということは、
その分、別の部分のゲームデザインなどに時間を避けるようになるため、
全体的にゲームの質が上がることとなります。
2つめに、
「わざわざヘルプをつけて説明しなければならない複雑なゲームを、
ユーザはプレイしてくれるのだろうか?」
ということです。
逆にシンプルなゲームであれば、ヘルプをつけなくてもいいわけです。
とは言っても、最近はボタンをたくさん使ったり、複雑にならざるを得ないから、
最低限のヘルプはつけるべきなのでしょうか…。
ヘルプで、「ああしろ、こうしろ」と言われてユーザは楽しいのだろうか?
ということもありますね。
作り手としては、そのゲームの面白いところを教えたいと思っているのだけれども、
ユーザにそれを押し付けることはしてはいけない、と思いますね。
できれば、ユーザが適当に動かしているうちに、
操作方法やルールを覚えてしまうような作りにしてしまう、
のがベストなのではないでしょうか…。