クロフォードのインタラクティブデザイン論

ゲームデザインへのアドバイス2
以下引用。

ゲームデザイナーは主に2通りの方法でゲームを作っている。

  • 古いデザインを技術的に発展させること
  • 既存のものをこれまでにない組み合わせで試す

技術的な発展はそろそろ限界に達しており、
組み合わせもほとんど試されつくされている。

うーん、厳しいですね。
今までにない新しいゲームを作るのは、宝くじを当てるようなものですね…。
 
メーカーが、続編やアニメのタイアップに走るのも無理ないような。
 
そこで、クロフォードさんは、以下のように述べてますね。

  1. プレイヤーに想像力を利用させる。
  2. プレイヤーに感情移入させる。

う、ちょっと意味が違ってしまってるかも。
1はゲームの映像の表現能力が高くなってしまったので見落とされがちですが、
映像化できない・しにくい情報をゲームに盛り込む、ということでしょうか。
プレイヤーが考えることによって情報が得られるようにする、ということかな?
確かにそういうのをゲームデザインの段階で組み込んでしまえば、
余計なプログラムを作る必要がなくなり実装が楽になりますね。
2はゲームのキャラに感情を持たせるようにすることですね。
ゲームのキャラをオブジェクトでなく、血の通った生き物として見れるような…、
って、クロフォードさん、日本のゲームにはそういうゲームが多いですよ。
恋愛シミュレーションゲームとか、、、あと「どこでもいっしょ」とか「どうぶつの森」とか。
プログラムの技術的には海外のゲームは凄いですが、プレイヤーに感情移入させるという点では、
日本の方が上、かな…。