プログラミングのための線形代数

プログラミングのための線形代数

プログラミングのための線形代数

今まで、数々の線形代数の本を、買っては挫折を繰り返していましたが…。
ようやく、運命の本に出会った気がします。
 
面白くて分かりやすいですね。
参考書のような硬い説明ではなく、
筆者独自の切り口での説明が、とても良いです。
例えば、

ベクトルとは数を並べたものです。

などと書いてます。
こんな説明でいいのかよ!
っていう感じですが、
分からない人には、正確な定義の説明よりも、
こういったざっくばらんな解釈の方が理解しやすいです。
 
他にも今までの数学本の常識を打ち破るような、説明の仕方があって
なかなか笑えます。
 
一番笑えたのが、行列の説明で、

・・・
今からは、行列を見たら、単に「数が並んでいる」と思うのではなく、
写像が与えられた」と考えてください。
しつこく強調しておきます。


「行列は写像だ」
「行列は写像だ」
「行列は写像だ」

とやっていたところでした。
いや、そこまで強調しなくても、、、などとつっこみを入れたくなってしまいました…。