ICO
最近、PS2が一ヶ月ほど起動していません。
最後に動かしたのは「暴れん坊プリンセス」だったりして…。
仮にも「ゲームプログラム日記」なんぞを書いているのに、それじゃいかん!
と思ってこれを買いました。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2004/08/05
- メディア: Video Game
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「まあ、安いから、外してもいいや」
などと思って買ったのですが、かなーり期待を裏切ってくれました。
…もともと、私は「プリンスオブペルシャ」のように主人公がクネクネ動いたりするゲームや、
「トゥームレイダース」や「西暦1999」のように怪しげな舞台を探索するゲームが好きだったりします。
さて、ゲームをスタートすると突然、謎のムービーとともに、謎の場所に放り込まれる主人公。
(…いや、説明書よく読めば書いてあるんだけど)
キター━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!
って、感じですね。
素晴しいです!
何をしていいか、さっぱり分かりません!!
もう、、、嬉しくて、、、そこらじゅう走り回ったり、
ジャンプしたり、
よじ登ったり、
ぶら下がったり、
高いところから飛び降りたりと、
はっちゃけまくりでした!
でも、、、高いところから飛び降りても死なないみたいですね。
う〜ん、そこらへんが和製ゲームらしいです。
で、30分ぐらい、はっちゃけたら(操作に慣れたら)いい加減飽きてきたので、
まじめに探索しました。
そうしたら、檻に閉じ込められている女の子がいるではありませんか。
助け出して、一緒にはっちゃけようとしたのですが、
(高いところから飛び降りたりしてもついて来なかったりと)
あんまり、はっちゃけてくれませんね。
…kenmoちょっとガッカリ…(´・ω・`)
閑話休題。
城の中で出会った不思議な少女と手に手をとって、 エスコートしながら彼女を外へ導くという、 一風変わったコンセプトをもっている。
エスコート…、、かなぁ???
個人的には、半ば無理矢理に手を握って引っ張っていくように見えましたが。
でも、そのシチュエーションがゾクゾクしましたね。
なによりもまず驚くのが、少女と手をつないだ瞬間の感覚。 操作自体はR1ボタンを押すだけなのだが、 デュアルショックから「ブルッ」とくる振動が、 あたかも少女の手をとおして伝わる心臓の鼓動のように感じられるのだ。 この甘く切ない青春を思い出すような演出と、 精巧に作り込まれた世界観とが相まって、 プレイヤーの心はいつしか勇敢で心優しいイコと重なり合う。 この感覚が『ICO』の醍醐味といっても過言ではないだろう。 純粋無垢で崇高な気持ちになりたいときに、 ぜひプレイしてみてほしい。
私は、下にいる少女を「お〜い」と呼んで、
その後、迷わず大きな土台を落として、少女を押しつぶそうとしました。
…残念ながら、少女死亡エンドは用意されていないみたいで、
押しつぶそうとすると、強制的に少女の座標を移動させているようでした。
…こんな汚れた心を持つ私でもプレイする資格はあるのでしょうか…?!
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あれ、おかしいな、、。
このゲームの良さをアピールしようと思ったのに。
ええと、このゲームの良さは、
当たり前ですが「手をつなぐ」ってことです。
そして、その動作がゲームの中に「自然に溶け込んでいる」ということ。
なぜ「自然に溶け込んでいる」のかというと、
「ゲーム的に、女の子がちゃんと動いてくれないから、手をつないで動かす」
なんてことを意識させずに、
「半ば無理矢理に手を引っ張られている動作をする女の子」
「高いところに登れるよう、引っ張りあげる」
「黒い影に連れ去られないように手を引っ張る」
などといったシチュエーションを通して、
「手をつなぐ」という動作に、少しずつ「特別な感情」が生まれてくる、
ということですね。
これによって、「手をつなぐ」という動作がゲーム上、とても自然に感じられてくるのです。
おお、うまくまとまった。
といった感じです。