一発死

洞窟物語Studio Pixel)をやっていて気になったのですが…。
 
このゲーム、「一発死」が多いです。
 
通常「一発死」は、プレイヤーにとってあまりいい印象を与えません。
気分良くプレイしていたものが、突然中断されるからです。
「一発死」は、そこでやり直しをさせられる「リスク」が大きいのに対して、
「リターン」はあまりありません。
 
最近の若者はゲームをすることも面倒らしく、
「一発死」に出くわすと、
「もう、やーめた!」
と投げ出してしまうそうです。
 
ですから、最近のゲームはひたすら「一発死」を避けて、
プレイヤーをあの手この手で介護しようとします。
(その場コンティニューなど)
 
しかし、このゲームではそれをやっていません。
 
普通ならば、
「もうやめた!」
と思うわけですが、私はそれをしていません。
 
なぜならば、洞窟物語では、「一発死」を登場させる前に、
「あれに触ると死んじゃうよ」
といったメッセージを登場キャラや立て看板などで、
説明しているからです。
 
こうすることにより、プレイヤーは、
「自分が無茶したから、やられたんだな」
とか、
「ジャンプするタイミングが悪かったな」
といった、やられた原因がはっきりと分かり、
納得させることができます。
 
他にも、「一発死」するトゲは、血のような赤い色で表示されるので、
直感的に、
「あれに触ったらヤバイな…」
ということが分かります。