ショップシステムの考察

kenmoなりに、ショップシステムの導入についての考察をします。

「お金」と「ショップ」

ゲームシステムに「お金」と「ショップ」という要素を加えると、
色々な効果が得られます。

メリット

メリットとしては、

  • お金を「収集」する楽しさ
  • お金をここで使うか使わないか?という「リソース管理」
  • お金を集めて強力なアイテムを買えば、「初心者でもクリア可」

というメリットが得られます。
 
ただ、「収集」することをゲームの主目的にしてしまうと、
(例えば、1000ゴールド集めないと先に進めない、という目的を設定する)
作業的になってしまって、面白さが薄れてしまいます。
 
お店を経営するようなゲームでは、お金集めが主目的なので問題ありませんが、
アクションゲームにショップシステムに付随するようなゲームシステムにする場合は、
お金を「収集」する楽しさを選ばせるようにするといいと思います。

デメリット

ただし、以下のデメリットがあります。

  • お金に価値を持たせなければならない
  • ショップシステムの構築が大変
  • バランスが崩れる

 
ゲームデザイン的に難しいのが、
価値のあるアイテムを用意して、お金の価値を高めることだと思います。
 
これを手抜きして、無意味なアイテムばかり用意すると、
お金の価値が下がり、ゲームがつまらなくなります。
 
また、ショップシステムの構築も大変です。
メニューの階層とか、購入アイテム一覧の表示とか、
インターフェース周りの設計が難しいです。

ショップシステムの構築

では、ショップシステムは、どうやって構築するか、、
ということですが、
VBDelphiで採用されているような、
GUIの部品をぺたぺた貼れるようなクラス設計をしておくと、
構築が容易になります。