ゲームシナリオの書き方 購入

最近「シナリオ」という言葉に弱くなっているのか、
本屋で見つけて、即購入。
 

レベル的には、
シナリオ作成初心者〜中級者向け、
といった感じでしょうか。
(ちょうど、シナリオ書き始めのkenmoにはちょうど良かった、、
 
 
アニメ絵が入っているのが、好みが分かれるかもしれないですが、
内容としては、非常にしっかりした作りになっていると思います。
 
書いた人が、サービス精神旺盛なのか、広いテーマについて解説しているのが興味深いです。
(ノベルゲーム〜RPGまでカバーしている、と思う)
個人的には「キャラ」周りのテクニックがいくつか書かれているのが、
役に立ちそうな感じでした。
 
あと、ゲー専の講師の経歴があるためか、
解説が分かりやすい、というのも特徴だと思いました。
なんというか、挿入される図が的確なんですよね。
 
 
読んでてなるほどと思ったのは、
kenmoは、
シナリオは「起承転結」で話を作らなければいけない、
などと思い込んでまして、、。
 
ですが、「起承転結」はあくまで構成のテクニックであって、
その前の工程に、「プロット」があって、
さらにその前に、

  • 世界観の構築
  • キャラ設定
  • テーマ
  • 目的

という準備が必要である、ということでした。
(まー、そんなことも知らなかったのかよ!という感じですがー
 
ただ、こういうことって、頭で理解するよりも、実際書いてみて
試行錯誤して分かる方がいい気もします。
 
 
まー、とにかく情報の密度が高い本だなー、
と思いました。(kenmoにとっては、ですが)
 
最近、なぜかゲームシナリオ作成本がたくさん出ているみたいですが、
そのなかで、内容的に一番充実しているのが、コレ、なのではないかと思いました。
 
kenmoのオススメ度:★★★★☆